オックスフォード大学のカレッジに滞在

(写真:クライスト・チャーチの庭園から望む風景  2016年7月撮影)

2016年7月上旬に訪れたイギリスの旅の回想。

イギリスを訪れるのは今回が2回め。前回は日が短く寒い冬でしたが、今回は夏。日も長くとても過ごしやすい季節です。到着した日は夜だったためか少々肌寒く、避暑地に来たようでした。長袖の服をもう少し用意してくればよかったとちょっぴり後悔も。その次の日からは凌ぎやすい暑さで、しかも好天に恵まれ、快適なイギリスの旅となりました。

泊まったのはオックスフォード大学クライスト・チャーチ・カレッジのゲストルーム。

お部屋にはカレッジのロゴの入ったアメニティグッズが置いてあり、お土産をもらったような幸せな気分に♡

こちらはクライスト・チャーチのTom TowerとTom Gateです。澄み切った濃い青い空が印象的でした。見渡す限り紺碧の空が広がっていて感動しました。先週までは悪天候だったそうですが…。お天気が良いと気分も晴れやかになりますね。

 

 

 

 

 

朝食はハリーポッターで一躍有名になったGreat Hallにて。
Great Hallに通じる階段

夏休み中だからか、高校生くらいに見える中国人が50人ほどテーブルについていました。

その他にも※THE OXFORD EXPERIENCEという名札を付けた成人(30代から40代くらい?)の団体が大勢、朝食をとっていました。こちらは見た目はヨーロッパ系がほとんどといった感じでした。

夏休みは観光客やサマースクールの学生で賑わうオックスフォード。

学生が座る席は団体客が占有するため、今回は通常であれば教授陣が座るはずのハイテーブルの席でお食事できるという幸運に恵まれたのかも!? 


ハイテーブルの席には若い女性も見かけましたが、いかにも大学教授といった風格の初老の男性も…
。記念にしっかりハイテーブルからの眺めを写真に撮りました。

                         


お食事はいわゆるイングリッシュブレックファースト。

イギリスではレストランでも喫茶店でもイングリッシュブレックファースト(卵、ハムやベーコン、ビーンズ、トマト、マッシュルーム、ポテト)が基本ですね。(私はポテトを頼まなかったので写っていませんが、マッシュポテトを三角形に固めて焼いたものがありました。もしかしてハッシュドポテト?)それにヨーグルトやシリアル、果物、クロワッサンを自由に取ることができました。席に着くと給仕の人が来て紅茶かコーヒーかを聞かれます。焼きたてのトーストを運んでくれます。ジャム数種とバターが置いてあります。大きな瓶入りのオックスフォードマーマレードもありました。このジャムが美味しくてすっかり気に入りました。(^^) 

普段、学生はもっと安く済ませたければパンと飲み物などシンプルな朝食を選ぶこともできます。

朝食の後はカレッジ巡りです。♪

The Oxford Experienceはオックスフォード大学のDepartment for Continuing Education が主催するプログラムで、年齢に関係なく参加できるプログラムです。公的資格やエッセイは求められません。1週間ごとのコースで受講期間は1週間から6週間まで選択することができます。

  • Archaeology and Early History
  • Art, Music, Houses and Gardens
  • Literature and Creative Writing
  • Modern History and Philosophy
  • Lively social programme
  • Natural and Social Sciences

の6つの分野にわたり、60のコースが開講されています。内容は専門家ではなく一般の方を対象としていますが、日本の英語教師の方にとっても英国の文化や歴史に触れながら英語をブラッシュアップできる良い機会かもしれませんね。

クライスト・チャーチに滞在しながら、オックスフォード大学の学生生活を疑似体験してみたい方にはぜひお勧めしたいプログラムです。