英文法参考書の一押しは「English Grammar in Use」(Raymond Murphy)ケンブリッジ大学出版 です。
こちら↑は第5版の画像です!
英文法参考書というよりは、解説付きの英文法問題集といった形式の本ですが、かなりボリュームがあって、全部を独学でこなすのは大変かもしれません。必要に応じて参考書として使うのもお薦めです。
この本はもともとイギリスの語学学校の英語教師が生徒にどのように英語を教えたらわかってもらえるか、日々苦心しながら文例を集めたものを用法の説明とともに体系化されたものです。
生徒からのフィードバックをもとに指導法も改善するといった長年にわたる実践と研究の賜物ともいえます。出版について画策していたところ、幸いにもケンブリッジ大学出版から本を出すことができたという経緯があるそうですが、今や世界中で売れるヒット商品となっています。
この本を初めて手に取った時にはかなり衝撃を受けました。受験英語の域を超えた内容で、英語の助動詞のニュアンスの違いも明確に表現されていたからです。この本で最初から学んでいたらと少々後悔もしました。
英語の独習者だけでなく、英語の指導者の方にもぜひ手に取っていただきたい本です。
中級以上(英検でいうと準2級 or 2級?くらいから)上級レベルまで対応できるのではないでしょうか?
「マーフィーのケンブリッジ英文法」として日本語版も出ています。ニュアンスの違いを把握するためには原書の方がお薦めですが、もし日本語の助けを借りたい時など参考にされるのもよいかもしれません。