イギリス政府の発表によると、8月22日(土)午前4時以降、オーストリア、クロアチア、トリニダード・トバゴトリニダード・トバゴからの入国者に対して、2週間の自主隔離を義務づけることを決定しました。また、同日同時刻より、ポルトガルからの入国者は2週間の自主隔離が免除されることとなりました。
このところ、自主隔離免除の対象国は土曜日から変更されることが多いように見受けられます。
今の状況下では、海外旅行は積極的にお勧めできる状況ではありませんが、もしイギリスから近隣諸国に旅行する場合は、週の前半で感染拡大傾向ではない国を選ぶのが賢明かもしれません。あくまで私見ではありますが…。
イギリス政府は毎週のように感染拡大状況に応じて科学的判断を下し、免除国に追加や除外などの変更をしていますが、このような措置は世界でのコロナの感染状況が収束するまで続くと思われます。国によって政策が異なるので、国と国のはざまで予期せぬトラブルに巻き込まれることのないよう、事前にできる限り情報収集するよう努めたいものです。
自主隔離が必要な国の更新情報はイギリス政府のウェブサイト↓にてご確認いただけます。
Coronavirus (COVID-19): travel corridors(https://www.gov.uk/guidance/coronavirus-covid-19-travel-corridors)
免除国リストをブログでアップデートするのも(政府が前日急遽発表するなど)タイミングの問題もあり難しいので、今後は上記サイトにてご確認いただけましたら幸いです。
世界最強のパスポートともいわれる日本のパスポートですが、コロナ禍の時代にあっては、パスポートの強みも活かせません。自由に海外旅行できていた時代が遠くなっていくようで、淋しい心持ちがします。航空会社の厳しい経営状況を見ると、コロナが収束しても、気軽に海外を旅行できるような状況に戻るのは難しいのかなと感じています。航空運賃が高騰して、海外旅行が一般的には高嶺の花であり富裕層に限られた一昔前の時代に逆戻りするのかもしれない、と思ったり…。
拙ブログは海外大学進学を志す日本の中高生の後押しになればと始めたものですが、これから留学する方は留学すべきかどうか迷われると思います。
人と思うように会えない状況で有意義な大学生活が送れるかというと、なかなか厳しいものがあります。ただ、この状況が永遠に続くわけではなく、いつかきっと霧が晴れるように明るい展望が開けるのだと思います。
迷った時は自分の頭ではなく心にたずねてみるのが一番です。自分の心に嘘をつかなければ後悔しないし、たとえうまくいかなくても、やらなかったことによる後悔はないはずです。あるいは、もしかしたら今ではなくもっと先にチャンスが巡ってくるのかもしれません。
パスツールの有名な格言に “Chance favours the prepared mind”があります。
一般的には「チャンスは備えあるところに訪れる」「幸運は用意された心のみに宿る」「チャンスは心の準備ができている者を好む」などの意訳が多数あるようですが、私はこの格言を「準備は怠らず、チャンスが来た時には迷わず掴む」と自分なりに解釈し、人生の岐路に立った時の判断に生かしてきたような気がします。
いつチャンスが巡ってくるかわからないのが人生の面白いところです。
「チャンスは一度」といいますが、「チャンスは何度もあるかもしれないけれど、同じチャンスは二度とない」というのも紛れもない事実です。
「後悔先に立たず」ではありませんが、数年後に振り返った時、後悔するとしたらどんなことですか?
最も大切にしたいことは何ですか?
ご自身にとっての優先順位を考慮した上で、ベストな道を選択できるよう陰ながら応援しています。