ジェームズ ダイソン財団ではThe James Dyson Award (ジェームズ ダイソン アワード ) 2017の作品を現在募集しています。締め切りは日本時間の7月21日(金)13時59分です。
以下、募集要項より引用
課題
問題を解決するものをデザインしてください。
募集要項はとてもシンプルです。求めているのは常識にとらわれず独自の考え方によって、より良い機能を持つ製品を生み出すデザイナーや、反復的なデザインプロセスを追求するエンジニアです。見た目は開発の余地があるデザインであっても、機能的には完成度の高い試作品。明確な目的を果たす作品。製品化を視野に入れており、さらに持続可能性を念頭に置いてデザインされた作品を求めています。
国内最優秀賞者
2,000ポンド(約29万円*)
ジェームズ ダイソン アワード賞状
国際準優秀賞者
5,000ポンド (約72.5万円*)
ジェームズ ダイソン アワード賞状
国際最優秀賞者
30,000ポンド(約435万円*) 学生またはチームへ
5,000ポンド (約72.5万円*) 大学関係者へ
ジェームズ ダイソン アワード賞状
*参考金額 1ポンド=145円 受賞発表時の為替相場に応じて換算予定
応募資格
ジェームズ ダイソン アワードは、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、日本、韓国、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、ロシア、シンガポール、スペイン、インド、スイス、台湾、イギリス、アメリカでプロダクトデザイン、工業デザイン、エンジニアリングを専攻する大学生、大学院生または卒業後4年以内の卒業生を対象としています。
チームでの応募も可能です。ただしその場合、大学でプロダクトデザイン、工業デザイン、エンジニアリングを専攻しているかまたは過去4年以内に専攻していた方が少なくとも1名いることを条件とします。登録プロセスにおいて、そのメンバーを「チームリーダー」としてください。その他のチームメンバーは、上記のいずれかの国で大学に在学中(または卒業後4年以内の卒業生)である必要があります。個人での応募もチームでの応募も、全員に在学あるいは卒業を証明する書類の提出が必要です。
詳しくはジェームズ ダイソン財団のウェブサイト(https://jamesdysonaward.org/ja)でご確認ください。
2012年の受賞者Dan Watson氏は世界規模でのOverfishingを問題解決しようとSafetyNetを立ち上げました。SafetyNetは今急速な勢いで成長しているスタートアップの会社です。
Dan Watson氏が語る自らの体験談はこちら↓からご覧いただけます。
また、 作品ギャラリー(https://jamesdysonaward.org/ja/projects/?region=japan)にはジェームズダイソンアワードに応募してみたいと思われる学生の方だけでなく、科学好きな子供だったら楽しめそうな作品も掲載されています。日本以外の国の作品もご覧いただけます。作品がこのようにウェブサイト上にアップされるとなると、参加者のモチベーションも高まりそうですね。
世の中の問題解決のために、ご自身のアイデアを形にしたいと思われる方はぜひチャレンジしてみてください!
「ジェームズ ダイソン財団のエンジニアを育てる取り組み」の過去ログもよろしければご参考に♪
【追記(6/13)】
The James Dyson Award 2017(ジェームズダイソンアワード)の出品作品もすでに公開されています。作品ギャラリー2017(https://jamesdysonaward.org/ja/projects/?project_year=2017)にてご覧いただけます。応募作品がすぐにアップされるところも嬉しい驚きです。
若きエンジニアの挑戦を心から応援しています!